自分史とは「自らが歩んだ人生や家族の歴史」を語り継ぐための記録ですが
最近では自分の人生の振り返りや棚卸しができるツールとして見直されています
その効果とは
①本当の自分に向き合うことができる
②自分の「強み」や「弱み」に気づくことができる
③やりたかったことを思い出すことができる
④家族や友人に自分の想いを伝えることができる
など 単純に自分の歴史を振り返るだけではなく
これからの【未来】をより良いものにする
人生のステップアップとして取り組まれいます
本来の自分史づくりはかなり時間と労力がかかりますが
これラボおすすめの「自分史ミニブック」は
A3サイズの用紙を8等分に折った台紙を使います
その台紙に簡単なイラスト(シールなど)や文章で、エッセイ風に仕立てるので
気軽に取り組むことができます
自分史ミニブックの作り方
①1ページ目:タイトル
「マイストーリーブック」とか「わたし(○○)の自分史」など
②2ページ目:幼少期
自分の生い立ちや育った環境など、親や親戚に聞いた幼少期のエピソード
「〇年〇月〇日、私は練馬で生まれた…」など
③3ページ目:学生時代
学生時代に経験したクラブやサークル活動の思い出や
仲良しの友だちのことや 初めて好きになった子のこと
よく遊んでいた事や場所
勉強 受験 アルバイト 学校のことなど
思いついたエピソードを記します
④4ページ目:社会人
初めて勤めた会社や上司 先輩 同僚のことや
仕事で苦労したこと 嬉しかったことなど
社会に出て感じたこと 経験してよかったこと
趣味や交流など 思い出してみましょう
⑤5ページ目:社会人としての転機
転勤や転職 退職 再就職など働き方の変化や
家族の変化 結婚 別れ 出会いなど
健康状態の変化もでてくる年代ですね
⑥6ページ目:現在
今 わたしは○○をしています
趣味や仕事 家族のカタチ 交流 体調
楽しいこと 大変なこと
新しく始めたことなど
今のわたしについて記します
⑦7ページ目:これからのわたし
6ページまでに取りくんできた内容をもとに
自分が好きだったこと やりたかったこと
思い残してきたことなど 何となく見えてきたのではないでしょうか
ここでは これから私がやりたいことを書き出します
「わたし 富士山に登りたい」など
いろいろなできない理由をつけてきた自分のやりたいことを
本当にやらないままでいいのか自分に聞いてみてください
そして一つ目標を記してください
「〇月〇日に富士山に登る」と。
ポイントは日にちを必ず入れてください
「またいつかやりたいな~」と思っているうちに時間が過ぎてしまいます
目標、目指すものが決まれば後は進むだけですから。
⑧8ページ目:メッセージ
自分のこれまでを振り返る中で
いろいろなエピソードが心の中から湧いてきたのではないでしょうか
「家族に何も伝えてこなかったな」とか
「友だちにしばらく連絡していないな」とか
そのあなたの思いは外に出さなければ
誰もあなたの気持ちはわからないままです
皆さんもいつの日か寿命を迎える日が来ます
その時のために残された人たちにメッセージを伝えておけば
思い残すことの何割かは減らすことができるかもしれません
自分に向けてのメッセージでもいいですね
「これからの人生もっと楽しもう」とか。
⑦や⑧に取り組むとき、なかなかイメージが出てこないなと思ったら
次の質問に答えてみてください
少し怖いことですが
自分がこの世にサヨナラをする時を想像してみましょう
「あなたはお葬式のお棺の中から周囲をみまわしています
喪主はどなたですか?どんなお花が飾られていますか?
どんな方々が参列していますか?
その中参列者の中の3人があなたの思い出を話しています
どんな話をしていますか」
1人目 あなたは ○○な人だったね
2人目 ○○な人でもあったね
3人目 そうだね○○な人だったよね
この3人の言う「○○な人」というの
実はあなたが「こうでありたい」という願望であったりします
この「なりたい自分」に向かって
自分史ミニブックづくりはおすすめです
これラボでは自分史ミニブックづくりのワークショップを行っています
やり方がわからない方や何を用意したらよいかわからない方は
ご連絡いただければワークショップの開催日時をお知らせします
ミニブックの折り方を載せていますので参考にしてください